入浴

一人で入浴できなくなったら、入浴設備のあるデイサービスを利用するか、入浴介助のヘルパーを依頼するかを考えなければならない。
夏の季節はシャワー入浴ですんでいたが、寒くなればやはり浴槽に浸かりたい。
お風呂場で立ち上がるだけならまだしも、浴槽に出入りするとなれば、滑りやすい場所で不安定な体勢をとらなければならない。
これをカバーするには腕の力に頼る他ない。


夏の終わり、久しぶりに浴槽に湯をはった。
気合いを入れて手すりを掴む。
出来た! これからの一年間、入浴の心配はいらない。
3人の子供を育てた腕はしっかりと私を支えてくれる。
立ち上がりや腕を使った機能訓練も、どうにか筋力の温存をしてくれているようだ。
握力は右23、左21、年相応には保たれている。