睡眠

時には心落ち着かず寝付きの悪い時もあるが、概して言えば私は不眠症には程遠い。
病気になって身体をスムーズに動かせなくなったが、ひとつ一つの動作には結構なエネルギーを消耗しているようで、とても疲れやすい。
そのせいか、何しろよく眠る。
眠る体勢になると、滑り込むようにノンレム睡眠の世界に入っていく。夜間は7〜8時間、時たま眠りの浅くなっている状態を自覚する事があっても、トイレに起きる事もなく、ただひたすらと眠り続ける。
家にいる時はもとより、デイでも昼食後、必ず小一時間はぐっすりと昼寝をしている。
健康だった時、何処でも何時でも横になれば、短時間であろうと熟睡して疲れを取っていた。
睡眠は私の健康法だったのだ。
今でもそれは変わらない。眠ると言うことは、
肉体的疲労を回復させる手立てであり、精神的ダメージを癒す場でもある。
一晩眠れば、嫌なことも忘れ、身も心も軽くなる。
眠りで得た力は、私の生きる力になるのだ。