発音

喋った言葉を相手に理解してもらうには、ゆっくりと話すこと。大きく口を開けて、はっきりと話す。
体を動かしている時は駄目。動きを止めて落ち着いてから声を出す。


少しでも気を抜くと、不明瞭な言葉が飛び出す。
舌の動きはぎくしゃくとし、滑らかに動かない。
言葉は口の中にこもり、相手に伝わらない。


と言って発音にばかり気にかけていると、言葉がスムーズに出てこない。
伝えたいことは、出来るだけ単純な言葉で明瞭に。
それは時として主語を失い、聞き手を戸惑わせる。
そして気楽に話すことが、だんだんと気重になる。


おしゃべりを楽しむこと、もう出来ないね。