デイに思う

近頃あちらこちらで、リハビリ専門の半日デイサービスセンターを見かける。
8年前に私の住む市内では、リハビリを行うデイサービスは少なかった。

一人での外出が大変になった時、家の中で過ごすだけでは、精神的にも肉体的にも良くないと、デイを利用することを決めた。
どうせならリハビリの出来る所と言う要望に、ケアマネージャーが「厳しいかもしれないけれど」と現在も通っているデイを探し出してくれた。

確かに私には密度の濃いリハビリだったが、一日がかりで休み休み行っているので、続けることが出来た。
加えて、週3回のマッサージで、しっかりと体のメンテナンスが行われている。


これを8年間続けている事が、寝たきりにもならず、最低限であろうとも、自分で出来ることはしているのだ、と言う満足感を持たしてくれているのだろう。


時には気分の乗らない朝もあるけれど、楽に流されて逃げ出したくはない。

数ある施設の中で、このデイと出会ったことは、とてもラッキーだったのだ。

少しずつ進んでいく病状、失っていく体力、それらに抵抗するために、これからもデイサービスには通い続けたい。