滑舌

デイサービスでは三時のお茶の後、滑舌の練習をする。


外郎売り」の口上や、色々な言葉遊びなどを、大きな声ではっきりと発音して、口・喉まわりを鍛えている。


その後に、2〜3曲の歌をうたう。子供の頃の懐かしい童謡や唱歌、若い時に流行った歌等、大きな声を出すことは気持がちよい。・・よかった。
胸を張って、お腹の底から声を出す事は気分よい。けれど今、それが出来なくなっている。


姿勢が悪くなっているのだろうか、息切れしやすい。加齢で声が低くなってもいる。一年前にはそれなりに楽しく歌えていたのに、今では参加するのにも戸惑う。つまらないなあ。


ちょっとごまかしをして、息苦しい時や、高い音はパスして、歌える部分だけでも声を出すのもいいかもね。
そうすれば、顔も上を向いて元気になりそう。