リハビリは続く

足で歩く練習の第一歩であるサークル歩行練習は、リハビリルームだけでなくフロアでもナース見守りのもとに続けられた。手術をして痛みは大半取れているのに、私は歩き方を忘れているようだ。「踵から着地し親指で蹴って進む」言われたとおりに気を使いながら歩くと「踵を意識しすぎているみたい」「つま先が上がりすぎてるのかなあ」「お尻が出てる」となかなか上手に歩けない。そんなこんなの2週間後、サークルでのトイレ使用テスト、エレベーター使用テストを受けて12月26日車椅子生活からサークル移動の生活に変わった。
リハビリルームでは杖歩行の訓練も進められていたが、なにしろどこか歩き方がおかしい。それはすぐ疲れるという原因にもなっているようだ。3〜40メートル歩くと疲れて膝ががくがくして来る。筋力と共に持久力も付ける必要もあるようだ。