甘えているのかしら

どうせなら来週と言わずに、早く紹介された医師の診察を受けたくて、本日連れて行ってもらいました。国立病院での初診は一日仕事。毎日のんびり生活しすぎているからかしら、終わった途端に疲れを感じました。付き添いはもっと大変ですね。感謝、感謝です。医師の話では、日本ではどちらかというと遺伝性は少なく、アメリカなどでは遺伝性でない場合のほとんどがアルコール中毒から発症している。という事で日本が、遺伝性でない発症の原因究明を担っているようです。全国からのデータ・資料が東京大学に集約され研究されています。又ここの病院には数名の患者が受診しているという事は、こちらの医師のキャリアの証明なのかもしれません。さっぱりと手際よく頼りがいがありそう。これから長い付き合いになるのですから、第一印象も大事ですね。『歩けるなら歩かなければ。歩行器を使ってどんどん歩きましょうよ。貴方より重症な人もこれで歩いていますよ。介護保険で月500円位で借りられると思います。筋肉を退化させない事が大切です。』まことに事もなく、あっけらかんとおっしゃる。ああ、アタシ甘えているのかなあ? 徐々に進行して行き、まだ治療法も見つかっていない病気、どうしようもないと決めつけているのかな。何とか現状を維持しようとするだけでなく、まだ残っているであろう可能性を失わないようにしなければいけないのですね。今晩から中枢神経に作用し、神経細胞を活性化し、運動失調を改善する高価な薬を試験的に飲み始めます。この薬は人により効く、効かないがある。50パーセント期待しましょう。