曇り 晴れ間あり そして雷&大雨

このところの天候はとても不安定。一日の天気も波乱万丈。
稲妻の閃光が目蓋の裏を過る。天空に響きわたる雷の音、雨音も激しい。真夜中には異例の市内放送がながれた。市境の川の水位が上がっているという。集中豪雨に見舞われたようだ。翌日の連れ合いの報告によると、川沿いの遊歩道には小魚が乾涸びていたという。今までどんな大雨の時だって、濁流になっても歩道まで水が上がった形跡はなかった。護岸を超えて、倍近くの流れになった川は想像するだけでも恐ろしい。
かっての夕立はゲリラ豪雨に変わり、人々を脅かす。永久凍土は解け始め、湖が消える。遠くで起こっていた異常気象がだんだん身近になってきているようだ。
一人では家の外を出歩く事も無く、クーラーの効いた部屋の窓から外の気配を伺う。今日もまた、曇り空から小雨がぱらつき、今はレースのカーテン越しに明るい陽射しが入ってきている。蝉達の鳴き声もひときわ強くなった。