サッカー観戦

八月の車椅子行はサッカー観戦。今回は息子2が車椅子席の手配をしてくれました。何事も経験です。スタジアムに行くのは2、3年前の天皇杯以来です。
以前、ワールドカップの予選で家族がテレビの前で大騒ぎしている時に、一人遊びをしていた私、息子1から一度『ナマ』を観てごらんよと、国立競技場に連れて行かれたのが最初です。観客席を動いて行く人の波や『♪あの大空に 翼をひろげ・・・』とGo to France!!の願いを込めて大声で唄う人々の熱気に圧倒されました。それ以来、代表戦に一喜一憂し、Jリーグをチェックしたり、お正月の高校サッカーをチェックしています。特にお気に入りのチームは無いのだけれど、離れて住む息子達との大切な共通の話題なので、アンテナを張って情報収集です。
何回かの観戦の中での一番の思い出は、2001年のコンフェデ杯。土砂降りのピッチにフリーキックに立った中田と小野の姿がまだ脳裏に残ります。土曜日は雷雨予報が出ていたけれど、数回パラパラと雨が飛んでくる程度で、濡れる程でもありません。息子の応援しているチームは負けました。もしかしたら土砂降りの中に、ホームの勝利があったのかも知れない。残念でした。まあ兎に角、私は久しぶりの競技場の雰囲気をしっかり楽しませてもらいました。実際に試合を観ると選手達が身近になって、今以上に興味も湧いてきます。これからも関心を向けて行きましょう。
この体験で知った事は、意外と車椅子観戦の女性も多い事(4割程)。私が最高年令かしらとも思っていたけれど、あれ?あの女性は70代? 心強い先輩もおられました。
何はともあれ、車椅子での外出は荷物もあり、車の乗り降りやトイレの場所を確かめたりと、介添えする人あっての行動です。気持ちよく手助けしてくれる、気心の知れた家族と云えども、いささか申し訳なく辛い気分にもなります。もうこれは致し方ない事なので、如何に上手く頼れるか、如何に甘え上手になれるかが、私に与えられたテーマです。