ヘッドレスト その二

外用に取り付けたヘッドレストの使い勝手が、今一つ気に入らなかったので、介護ショップ任せにはしないで、家人の手を借りて、いろいろと検討し、納得出来る物を見つけだした。とは言えパーフェクトとは言いきれない。利用する人にも色々な症状があるのだのも、あとは使用する者がどのように使いこなすかだ。


ヘッドレストにそのまま頭を預けていると、目線が高くなる。テーブルの手元が見づらいし、車椅子の運転時には、足元が見えにくい。さしあったって、ヘッドレスト部分に枕をセットしてその問題を解消した。


外用車椅子の使い勝手が悪かった原因の一つとしては、何回かの調整をして、やっとわかったのがセット時のネジの絞め付けの悪さだった。介護ショップの人、もう少ししっかり仕事してね。
 

ヘッドレストを使い始めて、車椅子にリラックスして座っていられるのは嬉しい。
だが今一つ、考えていかなければならない問題もあるようだ。


立ち上がりのリハビリをしている時に言われた。
「何時もより、頭がグラグラしている」確かにその時、頭が不安定になっていた。これは楽にしているせい?


でも・・・でもとも思う。病状は一朝一夕には変化するものではない。だんだんと悪くなっていくのだ。
今まで、肩や手で頭を支えていた間にも、少しづつ進行していたんだ。だからヘッドレストのせいだけで、頭がふらついたのではないよね。これは言い訳なのかなあ?


何れにしろ、頭を支える力をこれ以上弱くしないようにしなければ。