車窓から −メタセコイヤー
以前よく遊んだ公園に、メタセコイヤの並木があった。
空にそびえた樹々が、赤く色づいた時に訪れたかったけれど、その機会を逸してしまった。
デイの送迎時、住宅街の中にある広場の一角に、すくっと空に向かて立つ十数本の樹を見た時、もしかしてメタセコイヤかもしれないと思った。
動いている車から眺めるだけで、確かめることは難しかったけれど、紅葉が見られたらと楽しみに待った。
やはり、あれはメタセコイヤみたい・・・ だんだんと色付く葉。やっとその紅葉を見ることができたんだ・・・
建て込んだ街中では、こざっぱりと剪定され、いささか貧弱であることは歪めないけれど、確証はないけれど、何故か懐かしく、知り合いに会ったように嬉しい。
これからも四季折々、気を付けて眺めていこう。