週末の病院

 12月9日(土)
 入院前、美容院に行きたくともオアシに余裕がなく、髪の毛がのびきっていたのを娘さんが気にしてくれ、病院の床屋さんの予約を取ってくれました。まさしく床屋さんです。髪の長さは今まで以上のベリーショートになり、顔まで剃ってくれました。これって小学生の時以来の経験。懐かしいものですね。

 12月10日(日)
 日曜日の病棟は何とはなしに穏やかです。10時頃になると面会に訪れた幼子の声や、かけ行く足音が聞こえる。フロアリハビリ(ナースが見守りながらの歩行訓練)の人の気配が、時たま廊下を行き交います。

リハビリ総合病院入院資料パンフレットによると・・ 
 リハビリは理学療法作業療法と多角的見地から行われる。
 理学療法――病気、けがなどにより身体の一部に障害を受けると、今まで容易に行っていた日常生活の諸動作・座る立つ歩くなどの基本的な動作能力が完全、又は十分に出来なくなる。このような運動能力の障害に対し、基本的姿勢・動作・移動能力獲得のための治療を行いADL能力の改善を図る。(物理療法、運動療法、装具療法他)
 作業療法――病気、けが、加齢等に伴う諸機能の低下を、生活をしていく上での問題点を明確にし、いろいろな作業活動を用いて治療を行い、身辺動作や家事動作、仕事への復帰をめざした訓練を行う。(心身機能面、高次脳機能面、日常生活活動面、心理面等への働きかけ)