ひなたぼっこ

久しぶりの明るい陽射しは、家の中にいても心が弾む。窓際にある垣根の緑の葉表は陽に輝いて、葉陰との対比を際立たせている。その様はまさに木々が生命を謳歌しているように感じられる。近くの小学校は夏休みに入っているが、特別に水泳教室があるのだろうか、子供達のざわめく声や水のはねる音、指導の笛の音が明るい空に広がる。
私は転んで足を折ったりしたら、もう寝たきりになる可能性を多分に秘めている事を、医師にも重々言われているから、少しでも骨粗鬆症にならないよう日頃から気をつけてはいる。食事は勿論、私の出来る運動法の中でも、それなりに骨への刺激がされるよう工夫をしている。けれども日光に当たる事は、お天気次第。という事で今日は小一時間、部屋に差し込む日光を身体に吸収した。日なたで10分も脚をなげだしていると、首に汗が浮いてくる。
梅雨が明け太陽が出るようにれば、その陽射しの暑さは苦しくもあるかもしれないが、部屋に入ってくる陽光の明るさが待ちどおしい。