くたびれる

他の人と比べて、丈夫で元気と自認して生きてきたせいか、疲れたという事は、言い訳がましく怠けているようで、受け入れがたいものだった。たとえ疲れたねと言っても、回復力はきわめて早い。まぁ、それが自慢でもあったけれどね。
脳トレDSをしていると、前日のトレーニングデータより悪いデータが出ると、教授の「お疲れ気味ですね」とのコメントが入る。そんな些細な言葉も「ムム」っと心に引っかかってくるほどに、「疲れ」に対しての拒絶反応は強い。
身体の一部分が病むと、全体的に歯車が狂ってくる。どこかをカバーするために、どこかで無理をして、体調が歪んでいく。そして疲れが発生する。そして今日の私はお疲れ気味。これって最近の疲れやすさを正当化するための屁理屈かなぁ。もっと素直に、体質が疲れやすくなったのだと思っていいのかなぁ。健常でない事からくる疲れなのか、怠け心から生じた疲れなのか。ちょっと疲れてリハビリを休んでしまうと何故か後ろめたく、考え込んでしまう。リハビリをして改善されるのならば、成果を楽しみに出来るものの、少しずつ足下不如意の進行を感じながら、それに抵抗するには根性もいる。
今ケアマネさんと、リハビリを中心としたデイサービスの利用を検討している。そうかぁ、いよいよ私もデイケアを利用する様になるのかぁ。